みどりの森法律事務所

鈴木 芳乃 先生

ご利用サービス
画像鑑定
案件分野
交通事故

鈴木先生におかれましては、今回、初めて弊社画像鑑定サービスをご利用いただきましたが、どのような経緯で弊社サービスを利用してみようと思われたのか、教えていただけますでしょうか。

担当している交通事故案件で、依頼者の訴える骨折の有無が争点になっていました。
相手方保険会社は、治療費も支払ってくれず、健康保険で通院治療されている方でした。

症状固定後に保険会社に示談交渉を持ちかけたところ、「あの事故で骨折はあり得ない」という見解でした。保険会社側が行った2件の医療照会では、いずれも「骨折の所見なし」ということで、このままでは依頼者の負担した治療費や後遺障害など、まったく補償されない可能性もありました。

そこで、依頼者と相談し、外部の医療調査会社に鑑定を依頼してみて、そこでも骨折が認められないということになれば、ご自身の保険で手当してもらうという方針に決めました。

私自身、それまで外部の医療調査会社を利用したことはなかったので、まずはインターネットで色々検索をしてみました。そこで、メディカルリサーチさんのホームページが目に留まりました。実績も多数掲載されていたので、問い合わせをさせていただいたという経緯です。

 

画像鑑定報告書を受け取って、その後どのように事件処理を進められましたか。

メディカルリサーチさんの画像鑑定では、「骨折あり」という報告書をいただきました。
保険会社の医療照会では「所見なし」だったので、私も結果がでるまでは心配でしたが、無事に鑑定結果が出てきて良かったです。

こうして、依頼者に有利な画像鑑定書を準備することができたので、保険会社は骨折なしと判断し支払いを拒絶していたので、やむなく訴訟を提起することにしました。
もっとも、私自身は医療者ではありませんし、レントゲンやMRI画像を見てもよくわかりません。訴訟にあたっては、骨折画像そのものはもちろん、鑑定内容をしっかり理解したいと考え訴訟提起前には、メディカルリサーチさんに、医師と面談する機会をいただきたく申し出をしました。

 

医師と直接面談をされて、その成果はいかがでしたでしょうか。

メディカルリサーチさんの顧問医である佐藤医師と面談をしました。
佐藤医師の説明はとても明快でした。画像を見ながら骨折箇所も指摘してくださり、私自身、依頼者の傷害について理解を深めることができて大変助かりました。これで、躊躇なく訴訟に踏み込むことができたと思います。
なお、この面談の内容についても私自身が報告書として作成し、証拠資料として裁判所に提出しています。

 

初めて弊社サービスをご利用いただいた感想を教えてください。

交通事故などの事件では、ケースによっては医学的な知見が必要となることもあり、それには医師による協力が不可欠ですが、実際に意見書を書いてくれる医師を見つけることは困難です。場合によっては、患者の主治医が後遺障害診断書の作成すら拒否するケースもあります。

ですから、メディカルリサーチさんのように、しっかりとした企業体が窓口となって、経歴も開示できる医師が意見書を作成してくれるサービスは、私たち弁護士にとって大変有難いと思います。

今回、鑑定によって依頼者の傷害の存在を立証できる可能性が高まりましたから、訴訟はまだこれからですが、御社に依頼して本当に良かったと思います。

医師との間にたってやりとりをしてくださるスタッフの方の対応も丁寧で安心できました。
今、他の案件で視力が問題になっているものがあるので、また近いうちに鑑定を依頼させていただく予定です。

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